私は2020年に大東製作所に入社し、製造部でマシニングセンタを使って金属部品の加工をしています。
前職の建設業では製品を使う側の仕事をしていたのですが、日が経つとともに、金属部品を作る側の仕事に興味を持つようになりました。入社当時は機械加工の経験が無かったので、担当となったマシニングセンタの事は全然わかりませんでした。しかし、上司や先輩方に優しく1つ1つ丁寧に指導して頂いたおかげで、今ではマシニングセンタ2台を担当し、日々効率を考え作業するようになりました。
私自身が加工している物が、社会のインフラを支えていると思うとモチベーションが上がります。大東製作所の魅力は、1人1台以上機械を担当にあてがわれ、基礎から詳しく教えてくれるので成長が早く、色々な事にチャレンジできる所だと感じています。また、改善提案や5Sの意見を上司がしっかりと聞いたうえで評価してくれるので、仕事に自信が付いてやりがいがあります。
今では、周りのサポートなどもあり、フォークリフト資格とマシニング技能検定2級を合格することが出来ました。今後はマシニング検定1級も取れるように、知識と経験を身に付けスキルアップしていきたいと思います。

プラスαのサポートで仲間を支えることが、「社会を支える」ことにつながっている
2017年入社
営業部
私は営業部のアシスタントとして、営業担当が受注した案件のデータ入力や、製造図面の印刷・寸法記入などの事務処理を中心に行っています。大変ありがたいことに、多い日には150件ほどの処理作業があり、もちろん忙しい時期もありますが、多くの企業様から信頼されて多数のお仕事をいただけているからこそだと、大きな自信と達成感を感じることができます。
各営業担当から日々、様々な依頼をもらうのですが、例えば「お客様ごとの過去の販売実績を調べて欲しい。」と依頼を受けることがあります。そういう時には5年前まで遡って実績を調べたり、類似ケースをあわせて報告したりとプラスαの対応を心がけています。私の役割は営業担当や製造スタッフが円滑に仕事できるよう、サポートすることなので、ただ指示を受けたことをそのまま対応するのではなく、工夫をしながら対応をするようにしています。
「ここまでやってくれたんだ。ありがとう!」という嬉しい言葉がもらえると、自分の使命を果たせることができたやりがいを感じると同時に、気持ちを込めた仕事をすることの大切さを実感します。
私たちアシスタント職、営業職、技術職が連携して生み出した製品が、この社会を支えていると思うと「大東製作所でしか味わえないやりがい」を感じますし、大東製作所ならではの醍醐味だと思います。

大東製作所の上海工場として“チームDAITO”をモットーに、日本の社会インフラを支える製品を供給し続けます。
2002年9月入社
上海治励
上海治励金属工贸有限公司は、大東製作所の中国工場として2002年、上海に設立しました。上海治励では、大東製作所で生産に使用される鋳物素材を中国国内から調達し、それらをNC機械加工、水圧試験検査を行った後、半製品として大東製作所向けのを輸出します。
設立当初、上海治励の社員はNC旋盤での金属加工について何も分かりませんでした。そこで、本社から上海治励に技術者を派遣してもらい、鋳物素材の性質、NC旋盤の操作方法、捆包の仕方まで厳しく、と同時に、丁寧に一つ一つ教えてもらいました。また、安全に生産する規則、製品の寸法検査、水圧試験方法などを学びながら、徐々に上海治励生産の製品を日本への輸出できるようになりました。今では、毎月20,000個以上の上海治励で生産された製品を出荷しています。
上海治励は、創立以来変わりないメンバーだからこそお互いに信頼し合い、本社の加工技術を基に日本のお客様を第一に考えて、品質管理と納期順守を大切にしています。日本と中国で国は違っていても、大東製作所の上海工場として“チームDAITO”をモットーに、大東製作所のメンバーと同様、日本の社会インフラを支える製品を供給し続けます。