責任とやりがいを実感
気温の上昇と共に梅雨、そして夏の足音が聞こえてくる季節となりました。
当社の加工する製品は社会インフラを支えるという重要な役割を担っております。しかし、これらの製品は構造物内部または地中に使用されるため、普段の生活でそれを目にすることはほとんどありません。
以前、当社の製品が使用される工事現場を見学する機会がありました。この製品は地中に埋め込まれている水道管で使用される部品で、このインフラの基礎的な部品でもあるため、不具合は決して許されません。『もしここで不具合が生じた場合、取引先や工事関係者、何より地域住民に迷惑をかけてしまう』と強く責任を感じた日でした。
実際に当社の製品が使用されている現場を見たことで、自分達の製品品質の重要性と、また、世の中に貢献している事を実感し、これまで以上にやりがいを感じモチベーションが上がったことを今でも覚えています。
役職者となった今、この日感じた事を根底に、日々ものづくりに励みつつ、加工技術者としてだけではなく、管理者の立場としての責任とやりがいを感じています。